12月8日(月) 84年前の今日(1941年12月8日)は、太平洋戦争が始まった日です。 今日は、子供たちに「毎日当たり前に食べられていることは、決して当たり前ではない」、「平和な世の中だからこそ、安心しておいしいものを食べることができる」ということを改めて考えてもらうために、本校栄養教諭と調理員さんたちが、こんな献立を提供してくれました。 今日の献立は、大根葉飯、令和のすいとん、昔のすいとん、ふかし芋、牛乳です。 戦時中の食事を知るために、昔のすいとんとふかし芋だけにしたいところですが、それでは栄養素が確保できないので、他の献立も用意しました。 栄養教諭が毎日発行している給食室だより「もぐもぐタイムズ」によると、戦時中、白米が手に入りにくくなったので、ごはんのかさを増すために大根を加えた節米料理や芋が主食になっていきました。戦争がさらに進んで配給制度になると、わずかな食糧しか手に入らなくなり「むかしのすいとん」のようにほとんど具もなく、団子もほんの僅かになりました。だしやしょうゆ、塩、砂糖など、今では普通にある調味料も不足したため味付けはほとんどなく、あってもしょっぱいだけでおいしくない「代用しょうゆ」というものが使われたそうです。 昔のすいとんやふかし芋を食べた子供たちは「これがごちそうだったの?」という驚きがあったと思います。と同時に、いかに自分たちが今、恵まれた時代に生きているかを実感できたのではないかと思います。 給食を通じて、子供たちは平和な世の中だから毎日おいしい食事が食べられる、ということを知り、今まで以上に「いただきます」「ごちそうさまでした」に感謝の気持ちをこめることができたのではないかと思います。
12月8日(月) 今日は朝読書の時間に、ボランティアのみなさんが読み聞かせに来てくださいました。大変寒い中、ありがとうございます。 今日は1・2年生の子供たちのために、子供たちがわくわくしそうな、楽しい絵本を読んでくださいました。 1・2年生の子供たちは夢中になって絵本を見つめ、お話に聞き入っていました。 子供たちみんなが「見て」、「聞いて」、そして一人一人が「感じ、想像」しているようでした。 この一見、当たり前のような教室での光景ですが、この当たり前の積み重ねが、学習に向き合う姿勢だけでなく、子供たちの情緒を大いにはぐくんでいくに違いありません。 今後もこの読み聞かせの時間を大切にしてまいりたいと思います。 読み聞かせボランティアのみなさま、ありがとうございました!
12月5日(金) 本日の5年生の家庭科の授業は、ミシン実習です。ミシンを使って、ランチョンマットを作ります。ミシンのほかにも、アイロンを使って仕上げる工程もあり、なかなかの作業量です。 普段、子供たちが扱うことのないミシンの操作は実に複雑難解で、下糸をセットしたり、ミシン針に糸を通すだけでも一苦労です。同時多発的に起こる子供たちからのヘルプに、担任が四苦八苦するような中、この活動ににボランティアとして2名の保護者の方がお手伝いに来てくださいました。 拝見していて、んん~・・・さすが!!実に手際よく子供たちが困っているところに的確に手を入れてくださいました。 おかげ様をもちまして、子供たちはミシンやアイロンを使って楽しく作品作りができました。大変よい経験ができたと思います。ありがとうございました!
12月5日(金) 本日、避難訓練を行いました。 今回は、大地震が発生し、その後家庭科室から出火したという想定で、子供たちを安全に、迅速に校庭に避難させる、という内容でした。 避難指示が出た後、子供たちはとても静かに、素早く校庭に避難することができました。特に56年生の子供たちの真剣に訓練に臨む態度が素晴らしかったです。 さて、今回の避難訓練に、三ケ島分署の隊員の皆様にお越しいただきました。隊員の皆様から、消火器の種類や、実際に火事を見つけたらどう使うか、について詳しくご指導いただきました。ご指導中、12年生の子供たちが「はい!」というお返事がしっかりできていたのも大変うれしく思いました。 また、教職員による水消火器の訓練を行いました。なかなか思った通りに目標に当たらず、難しそうでした。 子供たちに、「自分の命は自分で守る」ことと「そのうえで、できる限り周りにいる人と協力して助け合う」こと、そのためにも、次の避難訓練も真剣に参加してほしいことを伝えました。 本日のような訓練を防災教育の一環ととらえ、子供たちの「自助・共助」の意識を育てる場として、これからも大切にし、真剣に取り組んでまいります。
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